当社の事業は、営業イノベーション事業です。
“営業課題”とは何でしょうか。
簡単に言うと、“売れない”悩みのことです。
では、売れないのはどこに問題があるのでしょうか?
営業は工場の作業とはちがい、属人的でブラックボックス化しやすい、見えにくい職種です。
「人によって営業のやり方がちがう。」
「上司には受注・失注など最終結果のみ報告され、それまで何をしてきたかが分からない。」
「社内連携が取れずに、同じお客様へ複数人が訪問してしまう。」
など様々な問題が生まれます。
企業は、こういった営業上の問題を多かれ少なかれ抱えているものです。
こういう問題をeセールスマネージャーを中心にした仕組みづくりと、コンサルティング等の型づくりを融合させて解決していくのが私たちの仕事です。
以前のソフトブレーンも売れる営業組織ではありませんでした。
私たちは創業当時ゼネコンや大学、官公庁などで使われる土木の構造解析ソフトを開発・販売していました。
当時のソフトブレーンの営業マンは気合と根性で“頑張って”いました。
電話をたくさんかけ、お客様へたくさん会いに行きました。毎日夜遅くまで仕事をしました。
けれど、売上目標を達成できませんでした。
これは正しい“頑張り”ではなかったということです。
当社の創業者である宋文洲が「これはおかしい。どこかに課題があるはずだ。」と考え始めたのが、現在の主力商品である営業支援システム「eセールスマネージャー」誕生のきっかけです。
当時の営業マンは、売上目標を達成したか否かで評価されていました。
お客様から注文をいただくまでの過程は重要視されていなかったのです。
マネージャーは営業マンが日々どういう活動をしているのか把握していませんでした。
そのため、売上をアップさせたくても、具体的に的確なアドバイスをすることができず、「もっと頑張れ」「根性が足りない」など精神論になってしまいました。
「注文をもらう」だけが営業活動ではありません。
いきなり申込書を持って行き「注文してください」と言っても相手にしてもらえません。
「注文をもらう」までの活動(=プロセス)があるはずです。
宋は、営業活動を細かく工程(=プロセス)に分解すれば、営業の流れが見える化できると考え、営業の受注までの活動内容をプロセス分解しました。
たとえば、[アプローチ]→[課題ヒアリング]→[提案]→[クロージング]→[受注]という具合です。
プロセスごとに活動結果をチェック・改善するというプロセスマネジメントという手法を営業活動に取り入れ、売れる組織へと変わっていきました。
私たちのひらめき - 営業を科学しよう!
営業活動は細かくプロセスを分ける事ができます。
案件ごとのプロセス推移などの数値を計測し、見えた課題を改善する。
当社はこの科学的手法であるプロセスマネジメントによって顧客の課題解決を実現しています。
日本経済は厳しい環境下にあり、業績向上のために、どの企業も営業改革のニーズが高まっています。
そんな中で、営業におけるプロセスマネジメントの概念は徐々に広まってきており、このプロセスマネジメントを実行するツールとして、「eセールスマネージャー」は5,500社以上に導入されてきました。
営業課題解決のカギは、プロセスマネジメントとスマートデバイス
営業マンは外出が多く、直行直帰もよくあることです。
そのため開発当初から、携帯電話でも簡単に利用できる事を大切にしています。
近年急速に普及しているスマートフォン、タブレット端末といった「スマートデバイス」での利用ももちろん可能です。
最新の技術に対応するだけでなく、当社の開発チームは使いやすさを追求して日々開発を続けています。
ソフトブレーンの強みは、ツールとサービスの融合です。
ツールがどんなに素晴らしくてもユーザーが使いこなせなくては意味がありません。
顧客がプロセスマネジメントを実践できるようにサポート体制が整っています。
営業やコンサルタントが顧客目線で課題を洗い出し、運用を含めてサポートを行うのは、競合他社にはない強みで、顧客の課題解決に本気で取り組んでいる姿勢のあらわれです。
変化に前向きで、柔軟に成長し続けるソフトブレーン
日本には400万社を超える企業があります。
日本中の企業の営業にイノベーションを起こすために、私たち自身もプロセスマネジメントを継続し、ベンチャースピリットを忘れずに次のステージに向かって成長し続けます。
eセールスマネージャー
営業課題を解決するためのパッケージソフト/クラウドサービス。日本のCRM/SFAの先駆けとなる製品で、組織の営業力アップのツールとして国内の営業組織に劇的な変革をもたらした。使い勝手のよさに徹底的にこだわったCRM/SFAとして、進化を続けている。